どのフォーマットが一番強いのかor弱いのかという定義をされている方の記事を見ました。

ぶっちゃけると使えるカードセットが多いレガシーかヴィンテージのどっちかが一番強いデッキを組める可能性がある、というのが結論になるんじゃないでしょうか。
禁止と制限の都合があって、レガシーとヴィンテージのどっちが強いというのは一概には決められない気もしますが。

フォーマットというくくりだけで見れば上記の結論になるのですが、各フォーマットのTier1同士を戦わせるとどうなるか、というとかなり結果は変わってくるのではないでしょうか。
メタゲームなんてそれこそ週単位で変わってもおかしくないですが、ヴィンテージのストームコンボ対スタンダードのメガパーミッションみたいな対決になると、スタンのデッキでも十分勝てる可能性があります。

そういった前置きをしてボクが言いたいのは、

『デッキとして一番弱い(脆い)のはヴィンテージである』

ということです。

制限カードと禁止カードが山盛りのVault ControlやMUDが弱いわけねーだろこの情弱wwwwwと言われても仕方ないとはおもうんですが、実際ヴィンテージを遊んだことのあるプレイヤーならなんとなく理解してもらえるのではないでしょうか。
確かに修繕、ヨーグモスの意志などのカードは他のフォーマットにはない非常に危険なカードです。
それらが通れば負けないでしょう。

実は、そこにこそ弱点があるのです。
デッキをバラしてみると、勝ちパターンというのはそう多くありません。
修繕からの荒廃鋼や、Black Lotusからのヨーグモスの意志、Time Vaultによる無限ターン等いくつか種類はありますが、1つのデッキには多くて2つのパターンを入れるのが限界でしょう。
残りのパーツは、それらのコンボにたどり着くためのパーツで構成されています。
つまり、ネタバレさえしてしまえば非常に脆いのです。
脆いデッキというのは、どのフォーマットのコンボデッキにも当てはまりますが、ヴィンテージはさらにその特徴を顕著にしていると言っても過言ではないでしょう。

具体例を少し挙げてみると、サーチカードをふんだんに使ってTime Vaultと通電式キーを揃えた…と思ったらTime Vaultを破壊される。そして手札はゼロ。
第1ターンに修繕を唱えて荒廃鋼を出したと思ったら剣を鋤にでリムーブさせられてしまう。そして手札は打てなかったMana Drainと土地のみ。
こんなパターンが往々としてあるのです。

他にも、ヴィンテージのメタデッキと呼ばれるFishというデッキは、パワーカード達に対応するためメインに一定数のアーティファクトやエンチャント対策カードを取らざるをえなくなっています。
その為、レガシーはおろか、スタンダードのデッキと対戦しても、入っている生物の質で圧倒されてしまうこともあります。


と、まあそんなそんなこんなな理由があって、一概にヴィンテージが強い、おかしいということは無いんだよと説いて回りたい。
ただのカードジャンキーの集まりではなく、ちゃんとMTGの1部なんだよということをわかってもらいたい。



無理だと思いますけどねwwwwwwww

コメント

アロハ@体調不良
2011年12月25日23:55

遅くなりましたが、カード届きました。
ありがとうございました。

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