【よろず】エタフェス直前、RTRで変化するヴィンテージ環境。

2012年10月7日 TCG全般

水没エントリにコメントして頂いた方にお礼申し上げます。
なんというか一週して開き直った感があります。
雨はいわゆるゲリラ豪雨的な雨だったので回避不能でした。
正直必要ないものも持ち歩いていたのが敗因。

そんなわけでRTRが発売した後のヴィンテージ環境はどうなるのかというのを軽く考えてみることに。

まず使われる可能性があるのがRiPことRest in Peace。
レガシーではHelm VoidのVoid水増し要素として使われているようですが、ヴィンテージでは白系のFishのサイドのお供になりそうです。
対戦相手の瞬唱、タルモ、ウーズのケアになるので、これをメインに取ったFishを作るのもアリかもしれない。
一定の勢力であるVaultとMUDに対する効果が薄いので、やはりメイン投入は厳しいかもしれないが。
当然ドレッジ相手に張れば相手は死ぬ。何より偉いのが、それまでとこれからを一編に潰してくれること。
ドレッジ側からしてみると、本当に頭を抱える一枚。
Cageと違いエンチャントなので、Gencon以降流行っているメインかじりがまったく効かない。
かといって意識をエンチャントに寄せるとCageやトーモッドに殺される。
唯一の救いは2マナであることなので、ギリギリハンデスが間に合うことか。

続いてはアーティファクト破壊の新顔である汚損破。
超過で対戦相手のみシャッターストームは大変魅力的。
最悪序盤でも1枚壊せるため、マナが出るデッキでは大抵採用を検討できる。
といっても使いこなせるのはタッチ赤のVault系くらいか。
とはいえ、一番ブッ刺さるMUDに対しては実のところハーキルを打つことすら苦労しているので、実は出番が無いのかもしれない。

バウンスの新顔であるサイクロンの裂け目。
Vault系や青系のFishで見かけることになりそう。
Fishで7マナに届くってことはほぼ負けてる未来しか見えないが、最悪ユーティリティバウンス枠としても。
Vaultでは蒸気の連鎖の代わりに。

どぶ潜みは新しいアーキタイプを作る可能性のある1枚。
あさなまが大好きな青赤ビートまたはカウンターバーンをやる価値がある。
それこそ、古の墳墓やら裏切り者の都を積んででも最序盤に並べたい1枚。
流石にやりすぎだけど、2Uやら2rの超強力なスペルがあれば候補に入れていい。
併せてニヴメイガスの精霊という超強力な1マナ域を迎えているので、虫、精霊、瞬唱、どぶと他全部インスタントと土地みたいなデッキを作りたい。
稲妻の矢とか凄い使いたい。環境にタフ１がもうちょっと増えると幸せになれる。
精霊とどぶが並んでる状態で稲妻の矢を打つと、1マナと山1枚で4/5の精霊と本体に4点である。無論どぶだけで本体6点でもいい。

他にも死儀礼やら戦慄掘りとか対抗変転とか突然の衰微とかがあるけど、流石に未知数。
死儀礼はウーズと半分仕事が被ってるのが難点。マナブーストが出来るのは高評価。
戦慄掘りはジェイスを殺すお仕事なんだけど、BRを取れるデッキがまずない。
Vaultコンでは採用を躊躇うカード。入れてもいいとは思うけど、多少デッキがゆがむ。
対抗変転はただつよナイスカウンターなんだけど、相手の呪文を消す分にはいいが、自分の呪文を守るときに関しては万能ではないのでそこだけ注意。
突然の衰微はどうなんだろうか。本当に未知数。